岩渕&大塚がアベックV 日本のホープが独壇場 スノボW杯

[ 2018年11月5日 05:30 ]

ノーボードW杯 ( 2018年11月3日    イタリア・モデナ )

スノーボードW杯のビッグエア女子で優勝した岩渕麗楽(中央)と2位の鬼塚雅(左)=モデナ(共同)
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 3日にビッグエアの決勝が行われ、女子は16歳で平昌五輪4位の岩渕麗楽(キララクエストク)が166・50点で開幕2連勝、通算3勝目を挙げた。同五輪8位で20歳の鬼塚雅(星野リゾート)は165・00点で2位。男子は17歳の大塚健(バートン)が186・75点で初優勝し、飛田流輝(日体大)が4位。平昌五輪代表勢は予選で大久保勇利(ムラサキスポーツ北海道)が13位、国武大晃(STANCER)は23位で、ともに決勝に進めなかった。

 日本が誇るホープたちの独壇場だった。平昌五輪は表彰台に立てなかったビッグエアで、新シーズンの幕開けから2戦目で早くも男女アベック優勝。女子で2連勝の岩渕は「緊張もしたけど、それより楽しかった」と16歳とは思えない貫禄を漂わせた。男子は冬季Xゲームでも頂点に立った大塚が縦3回転、横4回転から着地も完璧にまとめ、平昌五輪4位で優勝候補だったコーニング(米国)らを抑えた。観客を精密な技で沸かせ「自分の滑りができてうれしかった」と胸を張った。

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2018年11月5日のニュース