小林陵が最長不倒でV 絶好調「冬に向けていい流れきている」

[ 2018年11月5日 05:30 ]

ノルディックスキー NHK杯ジャンプ大会 ( 2018年11月4日    札幌市大倉山ジャンプ競技場 )

表彰台で記念撮影に応じる優勝した小林陵(中)。2位・中村(左)、3位・伊東
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 札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で行われ、男子は小林陵侑(土屋ホーム)が2回とも最長不倒の135・5メートルを飛び、273・0点で優勝した。中村直幹(東海大)が121メートル、134・5メートルの247・1点で2位、伊東大貴(雪印メグミルク)は3位だった。葛西紀明(土屋ホーム)は15位。女子は伊藤有希(土屋ホーム)が114・5メートル、119メートルの202・5点で制した。高梨沙羅(クラレ)は棄権した。

 平昌五輪個人ノーマルヒル7位入賞の小林陵が絶好調だ。ヒルサイズを越える大ジャンプを連発し、前日3日のUHB杯に続き2連勝。「気持ち良く飛べた。調子がいいので納得できる。冬に向けて、いい流れがきている」と笑った。17日に迫るW杯開幕戦(ポーランド・ビスワ)に向け、「日本のエース?僕が調子いいので引っ張りたい」と宣言し、初優勝を目標に掲げた。

 ○…女子は高梨が右膝痛で欠場し、同じ平昌五輪代表の伊藤が今季初優勝。1回目は114・5メートルで2位だったが、2回目に最長不倒の119メートルを飛んで逆転した。「ジャンプの内容はいまいちだったが、(テレビの)生放送があって、女子ジャンプの選手たちを見てもらえて良かった。W杯開幕に向けて頑張りたい」と前を向いた。

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2018年11月5日のニュース