宮川紗江「何度か対立」 塚原強化本部長と速見コーチの関係性に言及

[ 2018年8月31日 09:47 ]

会見を行う宮川(撮影・尾崎 有希)
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 日本体操協会からパワーハラスメントを受けていたと告発した体操女子の宮川紗江(18)が31日、日本テレビ「スッキリ」(月〜金曜前8・00)の生放送に出演。日本協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)について語った。

 宮川は7月15日の代表合宿の初日に呼び出され、千恵子強化本部長から「五輪に出られなくなる」と言われたと主張している。その時の気持ちについて、宮川は「やっぱりオリンピックは夢だし、目標。頭が真っ白になって何も考えられないような状態になった。これからどうなってしまうんだろうと思った」と振り返った。

 千恵子強化本部長について「(14歳で)ナショナル選手になってから本部長の権力があるんだなと感じていた。本部長の周りについている人たちは何も逆らえない状態だと感じてました」とずっと権力を感じていたことを明かした。

 元コーチの速見佑斗氏(34)と強化本部長は2015年世界体操競技選手権(グラスゴー)の頃から指導方針などで対立があったという。宮川は「強化の仕方だったり、直接2人で話していた時もあったし、内容は詳しくは聞いていないが、何度か対立しているのは見てきた。本部長が言うことを聞く人、聞かない人で差別というか、聞く人にはいいことをして、聞かない人には意地悪をするというのは昔からあったと聞いているので、反発というか、コーチの考えを伝えたら、言うことを聞かないと捉えられてしまったのかもしれない」とも話した。

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2018年8月31日のニュース