池谷幸雄 塚原強化本部長に反論「勧誘と思ってないかもしれないが常識だと…」

[ 2018年8月31日 09:35 ]

体操のソウル、バルセロナ五輪メダリストでタレントの池谷幸雄
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 体操のソウル、バルセロナ五輪メダリストでタレントの池谷幸雄(47)が31日、TBS「あさチャン!」(月〜金曜前5・25)の生放送に出演。体操女子の宮川紗江(18)がパワーハラスメントを受けていたと告発した日本協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)について語った。

 宮川は千恵子強化本部長から「五輪に出られなくなる」と圧力をかけられたと主張しているが、「塚原先生は女子のトップの中のトップ。ある程度のことを何でも采配できるという立場。その方が選手を呼んで、どんな形でもそういうことを言われたら、選手の立場では相当な圧力になる」と断言。

 さらに、朝日生命体操クラブへの勧誘があったとされることについては「うちのところに来なさいと言われたら、その立場からすると、大きなもの。僕はどういうものを(塚原氏が)勧誘とおっしゃっているのかがわからない」とした上で、「朝日生命に、私のところに来なさいと言われた人はたくさん知っています。それを勧誘と思ってないのかもしれないが、普通の常識から言うと、はっきり言って勧誘です。(その勧誘に)まったく動じない選手もいるが、声をかけられたって選手はたくさんいる」と自身も女子選手を育てる立場として発言した。

 宮川の訴えに対し、光男副会長が「全部ウソ」と発言したり、千恵子強化本部長が同局の取材に対し、「正義は必ず勝つから大丈夫」と発言したことも紹介。これには、池谷も「残念すぎる。この立場でこの状況で、全部が注目している中での言葉でいうと、これはないんじゃないか。凄く残念」とあきれ顔を見せた。

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2018年8月31日のニュース