関東学連 日大前監督らの異議申立書受け取る、事実の否定謝罪

[ 2018年8月4日 05:30 ]

日大アメフット部悪質タックル問題

日大アメフット部・内田前監督(右)と井上前コーチ
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 関東学連の柿沢優二理事長は3日、日大の内田正人前監督と井上奨前コーチから除名処分に対する異議申立書を受け取っていたことを認め、受領の事実を否定していたことを謝罪した。異議申立書は7月30日に届いたが、把握していたのは理事長、専務理事ら一部の人間のみ。代理人から「情報管理に留意してほしい」との強い要望があり、理事にも伝えられていなかった。31日には日大の処分解除を決める臨時理事会があったが、決議に影響は与えないと判断して隠していたという。

 異議申し立てについては資格剥奪となった森琢前コーチのものも含め、理事4人からなる専門の委員会が対応する。寺田昌弘監事は「先方が不服に思えばスポーツ仲裁機構に届けたり民事裁判もあるかもしれないが、それは分からない」と語った。

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2018年8月4日のニュース