中畑清氏 子供たちにエール「君たちが元気なら福島は元気」 中畑清旗争奪ソフト

[ 2018年8月4日 15:45 ]

第35回中畑清旗争奪ソフトボール大会 ( 2018年8月4日 )

始打式で矢吹スポーツ少年団のエース畠野袖と対戦し、遊ゴロに倒れた中畑清氏
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 第35回中畑清旗争奪ソフトボール大会が4日、福島・矢吹町の町営矢吹球場などで開幕した。開会式には同町出身で名誉大会長を務める中畑清氏(64)のほか、野球評論家の槙原寛己氏(54)、ソフトボール北京五輪金メダリストの坂井寛子さん(39)、タレントのアントキの猪木(45)率いる「偽(いつわり)ジャパン」が出席した。

 1983年に近隣の9チームで始まった大会は県内外から100チーム前後が参加する大会に成長。中畑氏は「この大会に関係する全ての人に感謝し、この大会が35回を迎えたことを喜び、盛り上がって欲しいと思います」とあいさつ。選手たちには「子供の元気が一番。元気を福島から発信してほしい。君たちが元気なら福島は元気です」と呼び掛けた。

 開会式後には中畑氏、槙原氏、アントキの猪木が始打式を行い、矢吹、中畑、三春の各スポーツ少年団の投手と対戦。中畑氏は遊ゴロ、槙原氏は空振り三振に倒れた。アントキの猪木は自らボールに当たり、マウンドに突進。そこに、そっくり芸人のあれ慎之助、さかとも、小笠原ミニ大が加わって乱闘!?あれ慎之助が帽子をとって巨人・阿部から出川哲朗に“早変わり”するというオチで子供たちを盛り上げた。

 さらに坂井さんが小学生と対戦するスペシャル企画も実現。2010年に引退したものの、現役時代をほうふつさせる剛速球を披露し、見事に空振り三振に仕留めた。大会は同町の7会場で5日まで行われる。

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