錦織、世界3位ズベレフに逆転負けで4強逃す「気持ち良くプレーさせてしまった」

[ 2018年8月4日 09:51 ]

シティ・オープン男子シングルス準々決勝 ズベレフと対戦した錦織(AP)
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 テニスのシティ・オープンは3日(日本時間4日)、米ワシントンで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング20位の第7シード、錦織圭(28=日清食品)が、同3位で第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(21=ドイツ)と対戦。6―3、1―6、4―6で敗れて4強進出を逃した。

 錦織のサーブで始まった第1セットは、ともにキープした第6ゲームで錦織がラブゲームでブレークしてリード。錦織はこの後も安定したストロークを見せ、6―3で先取した。

 第2セットはズベレフのサーブでスタート。第2ゲームで錦織は0―40とされブレークのピンチを迎えたが粘り強く反撃してしのいだが、第4ゲームをブレークされリードを許した。この後も第6ゲームをブレークされるなどして1―6で落とした。

 最終セットは錦織のサーブでスタート。ズベレフが第5ゲームをラブゲームでブレークしてリードしたが、第6ゲーム途中で雨のため中断となった。試合は約2時間半後に再開されたが、錦織は直後の第7ゲームで再びブレークを許し、4ゲーム連取される苦しい展開。続く第8ゲームをブレークバックして意地を見せたが、4―6でこのセットを落として逆転負けを喫した。

 ▼錦織圭の話 第2セットでブレークされてから相手もリラックスして、気持ち良くプレーさせてしまった。第3セットもサービスゲームで攻められる展開になってしまった。

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