セルティクスがボストンでの最終戦で快勝 2年連続で1回戦を突破

[ 2018年4月29日 12:47 ]

リバウンドを争うセルティクスのホーフォードとバックスのアデトクンボ(AP)
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 NBA東地区全体2位のセルティクスは28日、地元ボストンで7位バックスを112―96(前半50―42)で下して4勝3敗。カイリー・アービング(26)を膝の故障で欠きながらも2年連続で1回戦を突破した。

 最終戦ではアル・ホーフォード(31)とテリー・ロジアー(24)が26得点をマークするなど大活躍。第1Qで30―17と勢いに乗って勝利を収めた。セルティクスのプレーオフでの第7戦はリーグ最多の31回目で通算23勝8敗。ホームでは20勝4敗で土壇場での強さが光った。

 ホームアリーナのTDガーデンでは25日、同じくボストンを本拠にしているNHLのブルーインズが第7戦でメープルリーフスに7―4で勝って東地区準決勝進出を決めており、セルティクスもボストン市民の後押しを受けて白星を飾った。

 バックスはクリス・ミドルトン(26)が5本の3点シュートなどで32得点、エリック・ブレッドソー(28)が23得点、ヤニス・アデトクンボ(23)が22得点、9リバウンド、5アシストをマークするなど先発陣は頑張ったが苦杯。セルティクスとは対照的に第7戦では2勝8敗と、瀬戸際でのもろさがまたしても顔をのぞかせた。プレーオフで最後に勝ったのは2001年の東地区準決勝(対ホーネッツ=4勝2敗)で、以後9シリーズ連続で敗退。第1戦と第2戦で負けたケースでは18シリーズ全敗で、長いトンネルから抜け出るには1回戦でホーム・アドバンテージ(地区4位以上)を握ることが必要だろう。

 なおセルティクスは東地区準決勝で3位の76ersと対戦。今季は3勝1敗と相性はいいが、1回戦でヒートを4勝1敗で退けた76ersは中5日で30日の第1戦を迎えるため、中1日のセルティクスにとってはタフな戦いになりそうだ。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=セルティクス(53・6%)、バックス(47・3%)

 ▼3点シュート成功率=セルティクス(34・6%)、バックス(33・3%)

 ▼FT成功率=セルティクス(61・9%)、バックス(94・4%)

 ▼リバウンド=セルティクス(42)、バックス(32)

 ▼アシスト=セルティクス(28)、バックス(21)

 ▼ターンオーバー=セルティクス(15)、バックス(16)

 ▼速攻ポイント=セルティクス(7)、バックス(0)

 ▼ペイント内ポイント=セルティクス(60)、バックス(46)

 ▼ベンチスコア=セルティクス(33)、バックス(12)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ホーフォード、ロジアー(セルティクス=26)、ミドルトン(バックス=32)

 ▼チーム最多リバウンド=ホーフォード(セルティクス=8)、アデトクンボ(バックス=9)

 ▼チーム最多アシスト=ロジアー(セルティクス=9)、アデトクンボ(バックス=5)

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