ウッズ1打及ばず2位、通算80勝逃すも「進歩確信している」

[ 2018年3月13日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー バルスパー選手権最終日 ( 2018年3月11日    米フロリダ州パームハーバー イニスブルック・リゾート=7340ヤード、パー71 )

バルスパー選手権の最終ラウンドを終え、同組のスネデカー(左)と握手するウッズ
Photo By ゲッティ=共同

 4年7カ月ぶりの優勝を狙った元世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(42=米国)は2バーディー、1ボギーの70と伸ばしきれず、通算9アンダーでホールアウト。前日と変わらず1打差の2位だった。ポール・ケーシー(40=英国)が65をマークして通算10アンダーでツアー2勝目を挙げた。

 18番、決まればプレーオフ進出の12メートルのバーディーパットはカップ手前で止まった。ウッズはパターを右手で叩いて悔しがった。13年8月のブリヂストン招待以来となる通算80勝目は持ち越し。それでも「大会で勝てるショットが戻ってきた。僕のプレーは進歩していると確信している」と手応えを口にした。

 1番のバーディーで首位に並ぶも4番の3パットで後退。アイアンでチャンスをつくれず32パットとグリーン上で苦戦した。しかし巧みな寄せでピンチを切り抜け、17番パー3では13メートルを沈めて1打差に詰め寄った。

 トップ5入りは13年8月バークレイズの2位以来。4月のマスターズへ期待も膨らむ。英ブックメーカー、ウィリアムヒルの優勝オッズはD・ジョンソン、スピースに次いでJ・トーマスと並ぶ3番手。マキロイ、松山らを抑えて優勝候補だ。

 次週は通算8勝を誇るアーノルド・パーマー招待(米フロリダ州オーランド)に5年ぶりに参戦する。「素晴らしい思い出がある大好きな場所で復活できればうれしい」と自信をにじませた。

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2018年3月13日のニュース