唯一の初出場校・昌平 厳しいゾーンに 岡田主将「どうせならトップチームとやりたかった」

[ 2017年12月2日 20:01 ]

 第97回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会が2日に大阪市内であり、唯一の初出場校・昌平(埼玉)は厳しいゾーンに入った。1回戦は伝統校の八幡工(滋賀)で、2回戦でV候補で連覇を狙う東福岡(福岡)と対戦する組み合わせ。それでもロックの岡田大生主将(3年)は、強豪校との激突を希望した。

 「チームのみんなからはヒガシ(東福岡)のブロックだけは引くなと言われたんですけど、僕はどうせならトップチームとやりたかった。初戦に勝って、強いチームとどこまでできるのか知りたい」

 現3年生は「過去最多の部員」で25人いる。中学で力があった選手が集まったほかに、高校でラグビーを始めたWTBジョンストン(3年)らが台頭して、初の聖地切符をつかんだ。

 チームの看板はディフェンス力。春から守りに特化する練習に時間を割いて、持ち味を磨いてきた。「小さいけど、全員走る。そういうアタックも見せたい」。花園に初々しい風を吹かせる。

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2017年12月2日のニュース