元朝青龍が進言!?元旭鷲山、モンゴル大統領非常勤補佐官クビ

[ 2017年12月2日 05:30 ]

記者団の取材に応じる元小結旭鷲山、ダバー・バトバヤル氏
Photo By 共同

 モンゴルのバトトルガ大統領は1日までに、大統領の非常勤補佐官を務めていた元旭鷲山のバトバヤル氏を解任したと発表した。地元紙は、元横綱・日馬富士による暴行問題を巡り、バトバヤル氏が日本で政府関係者として情報を流したことが原因だと示唆。一方、同氏は報道内容を否定するなど、情報が錯綜(さくそう)している。

 大統領は11月30日、バトバヤル氏を「本人の希望」により解任したと発表。モンゴル政府関係者によると同氏が日本で大統領補佐官の名刺を配って日馬富士の問題に介入したと大統領特使を務める元横綱・朝青龍のダグワドルジ氏が主張して問題視し、解任するよう大統領に迫ったという。

 ダグワドルジ氏はツイッターに大統領がバトバヤル氏を「クビにした」と投稿。一方、バトバヤル氏は首都ウランバートルで記者団の取材に応じた。解任について野党民主党の役員選挙に出馬するため「自分の意思で辞めた」と話し、日馬富士の問題との関連を否定した。

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2017年12月2日のニュース