松山 雨中の奮闘 後半ショット乱れて72、通算イーブン

[ 2017年7月22日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 第146回全英オープン第2日 ( 2017年7月21日    英国サウスポート ロイヤルバークデールGC=7156ヤード、パー70 )

全英オープン2日目 1番、ティーショットを放つ松山
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 瞬間風速12メートルを超える強風が、ウインドブレーカーを揺さぶる。午後組の松山のスタートを待ち構えたように雨が降りだし、厳しい条件の中で第2ラウンドが始まった。序盤は縦の距離感がわずかに合わず1、3番ではグリーンからボールをこぼしたが、パーセーブで冷静にしのいだ。

 同じ悔しさは繰り返さない。昨年の全英オープンは、75位から巻き返しを図った第2ラウンドで雨風に苦しみ予選落ちした。しかし、世界ランク2位として舞い戻った今大会は第1ラウンドは68。メジャーの第1ラウンドとしては自己最少をマークした。さらに首位と3打差も14年の全英オープンに並ぶ最少。12位と好発進を遂げ、「今日のように粘り強くできたら、上位には行ける」と手応えを感じ、2日目に臨んでいた。

 前半は2バーディー、1ボギーで折り返したが、後半ショットに安定感を欠き、2バーディーを奪ったものの3ボギー、1ダブルボギーを叩いて72、通算イーブンでホールアウトした。

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2017年7月22日のニュース