水田が首位発進 貪欲「もう少し伸ばせた」、遼の弟・航19位

[ 2017年7月22日 05:30 ]

スポニチ主催平成29年度関東高校ゴルフ選手権男子決勝第1日 ( 2017年7月21日    栃木県大田原市 那須野ケ原カントリークラブ=6768ヤード、パー72 )

1番、ティーショットを放つ埼玉栄・水田竜昇
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 水田竜昇(埼玉・埼玉栄3年)がドライバー300ヤードのパワーを生かし、6バーディー、ノーボギーの6アンダー66をマークし、2位に2打差の単独トップに立った。石川遼プロの弟、航(埼玉・浦和3年)は72で6打差19位。22日も18ホールが行われ、上位40人が8月の全国選手権(山口・宇部72CC)に進出する。

 水田が狙い通りにパー5で3バーディーを奪い66でトップに立った。1メートル78、95キロの体で1Wの飛距離は300ヤード。548ヤードの2番は、残り230ヤードの第2打を3Uでグリーン横まで運びOKバーディーにつけた。ショットも好調で「パットが入ればもう少し伸ばせたかも」と自信をのぞかせた。昨年12月の関東大会ではスタート前のケガで不本意な結果に終わっており「優勝したいので明日もいい位置で頑張りたい」と意欲十分だ。

 ≪1番ダボも72≫石川はスタートの1番でティーショットを右に曲げ、第3打も乗らずダブルボギー。それでも「パターはショート気味でしたがショットは安定していました」と2番以降は2バーディー、ノーボギーで72にまとめた。昨年12月の関東大会で優勝し、今年3月の全国大会に出場したが3日目に進めずに終わっている。進学校として知られる浦和で「勉強は授業に集中し、放課後はゴルフ」と文武両道に励む。「出場する試合で優勝争いの経験ができれば」と2度目の全国出場を目指す。

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