宮里藍 引退発表で注目も「淡々と自分のペースで行けるのかが重要」8日からサントリーL

[ 2017年6月7日 18:06 ]

12番でバーディーを決め同伴者と笑顔でタッチする宮里藍 
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 女子ゴルフのサントリー・レディースは8日から4日間、兵庫・六甲国際GCで開催される。今季限りでの引退を表明して初の試合となる宮里藍(31=サントリー)は7日、プロアマ戦に出場して最終調整した。

 雨の中、宮里は指揮者の佐渡裕氏(56)と同組でプレーしたが「初めて一緒にプレーして楽しかった。音楽は好きだし、クラシックには接点がなかったけど、ぜひ1度(コンサートを)見させてくださいと話した」と笑顔で振り返った。

 宮里の両親とは親交があり、父・優さんからゴルフのレッスンを受けた経験もあるという佐渡氏は「藍ちゃんと会うのは初めて。夢のような18ホールだった。藍ちゃんは曲に例えるとベートーベンの交響曲第3番“英雄”。ぶれないしヒーローのように光り輝いている」と話していた。

 現時点で出場が決まっている国内ツアーの試合はサントリー・レディースだけ。サントリーは所属企業でもある。「引退を発表したことで、見られるのがこれが最後かもしれないと来ている人が多いと思う。その中でも淡々と自分のペースで行けるのかが重要なポイント。明日はしっかり18ホールを通してやりたい」と決意をにじませた。

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2017年6月7日のニュース