刺激しあう平野と張本「尊敬 13歳なのにすごい」「親に平野さんのバックをもっと見ろと言われた」

[ 2017年6月7日 16:30 ]

8強入りした張本(中央)も加わりフォトセッションを行う(前列左から)吉村、石川、大島、森園(後列左から)平野、伊藤、張本、早田、丹羽の卓球日本代表
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 卓球界の未来を担う2人の天才は、互いに刺激しあっていた。卓球の世界選手権(ドイツ・デュッセルドルフ)の女子シングルスで銅メダルを獲得した平野美宇(17=エリートアカデミー)、男子シングルスで8強の張本智和(13=同)ら日本代表が7日、成田空港に帰国した。

 2人はエリートアカデミー所属で、練習拠点は同じ味の素ナショナルトレーニングセンター。平野は張本について、「卓球選手として尊敬している。13歳なのにすごい」と評した上で、「卓球がすごくかっこいい。練習や試合を見て、勉強させてもらっている」と話した。

 張本は平野について、「あんなに攻めるバックハンドはない。親にも平野さんのバックをもっと見ろと言われた」と言う。平野が優勝した4月のアジア選手権以降、バックハンドを中心に参考にし、世界選手権での進撃につなげた。 平野も張本も世界選手権で大活躍したが、頂点に届かなかったことで悔しさもある。最大目標の20年東京五輪を見据え、これからも天才と天才が高め合っていく。

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2017年6月7日のニュース