ナダル 相手アクシデントで4強、準決勝はジョコ下したティエム

[ 2017年6月8日 00:00 ]

テニス・全仏オープン第11日 ( 2017年6月7日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープンテニス第11日 男子シングルス準々決勝でリターンするナダル
Photo By 共同

 今大会躍進したスペインの後輩をねぎらう拍手を送った。第2シードのラファエル・ナダルは、第20シードのカレノブスタに6―2、2―0とリードしたところで相手が左脇腹のケガで途中棄権。1時間足らずで準決勝進出を決めた。

 第1セットの序盤からブレークを重ね、リードを奪うと、第8ゲームでカレノブスタにアクシデントが起きた。第1セット終了後に治療のためにタイムアウトを取ったカレノブスタだったが、痛みが引かず第2セット途中で試合をあきらめた。

 「仲のいい友人との試合で気持ちのいい終わり方ではないね」と語ったナダルだが、「相手がケガをするまでもいいフィーリングでプレーできていた」と自信を持って語った。

 準決勝ではジョコビッチを(セルビア)を破った第6シードのティエム(オーストリア)と激突する。今季クレーシーズンに入ってからバルセロナ、マドリードの2度の決勝戦で下し、直前のイタリア国際ではクレーシーズン唯一の黒星を喫した相手。

 「ティエムはタフな相手。自分の調子は十分上がっているからプレッシャーを懸けられると思う。正しい戦略を持って戦いたい」と意気込んだ。

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2017年6月7日のニュース