宮里藍に練習ラウンド同組の20歳トリオ感動「凄いオーラでした」

[ 2017年6月6日 18:16 ]

<サントリーレディスオープン練習日>練習グリーンで(左から)有村智恵、原江里菜と笑顔で話す宮里藍
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 今季限りでの引退を表明している宮里と、練習ラウンドで9ホールを回った20歳の同学年トリオは興奮を隠しきれない様子だった。ツアー予選会1位で出場している三ケ島は「凄い幸せでした。悩んだ時はいつもユーチューブで藍さんのプレーを見て勉強していました」。プロ2年目の竹山も「ゴルフを始めたきっかけが宮里さん。感動しました。凄いオーラでした」と笑顔で話した。

 プロ3年目の野沢真は今大会はまだ出場が決まっておらず、欠場者が出た場合のウェーティング。「出場が決まっているわけではないので、(宮里と)一緒に回らせてもらうのもどうかと思いましたが、凄くラッキーでした。スイングもぶれないし、軸もテンポもぶれない。勉強になりました」と喜んだ。

 通常、練習ラウンドの組み合わせは、コースのキャディーマスター室にあるスタート時間の予定表に、選手が自由に名前を記入して決まる。この日は午前8時9分スタートのところに最初に宮里が名前を書いた。それを見た関係者から「藍さん一人だから、一緒に回らせてもらえば」と三ケ島が勧められ「(名前を)入れるなら今しかないと思って入れました。入れて本当に良かった」と若い3人にとっては、考えもしなかった、憧れのスターとの“サプライズペアリング”が実現した。

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2017年6月6日のニュース