渡部桂太 W杯第5戦へ出発 日本勢総合連覇へ自然体

[ 2017年6月6日 16:28 ]

ボルダリングW杯へ出発した渡部
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 20年東京五輪で実施されるスポーツクライミングのボルダリングW杯第5戦・ベール大会(9、10日、米コロラド州)に出場する渡部桂太(23=三重県連盟)が6日、遠征出発前に成田空港で取材に応じた。

 第3戦の南京大会でW杯初優勝を飾り、自国開催だった第4戦の八王子大会でも3位に入った渡部は現在、男子の年間総合争いでトップ。八王子大会から約1カ月、「タイトなスケジュールが続いていたので集中力を一度切って、またピークを合わせてきた」と言う。

 W杯はベール大会を含めて残り3戦。「(総合で)トップといってもあまり関係がない。ポイントを意識してもパフォーマンスが上がるか分からないし。結果的に1位になれればいい」。昨季は楢崎智亜(21=栃木県連盟)が日本男子で初めて総合優勝。日本勢の連覇へ、渡部は自然体で突き進む。

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