村山　今季２度目の海外遠征、カナダへ出発“川内流”で腕磨く

　ハーフマラソン日本歴代４位となる１時間０分５０秒の記録を持つ村山謙太（２４＝旭化成）がカナダ・オタワ１０キロロードレース（２７日）に出場するため成田空港から出発した。

　３月のニューヨークシティーハーフマラソンに続き今季２度目の海外遠征で「マラソンで世界と競り合うためには武者修行に行くしかない」と説明。８月の世界選手権マラソン代表の川内優輝からも「日本だけではなく海外にも挑戦して盛り上げよう」と声を掛けられたという。

　最大目標は２０年東京五輪。マラソン経験は２時間１６分５８秒で３０位だった昨年の東京だけだが「世界と戦うために２時間５分で走れるようにならないと」と高岡寿成が持つ２時間６分１６秒の日本記録を狙うことも誓った。