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処分明けの桃田に負けん 国別対抗戦へ全日本王者・西本が見せる闘志

トナミ運輸の西本拳太
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 「桃田選手には負けたくない」。無期限試合出場停止処分が解除され、全日本ランキングサーキット大会(27日開幕)で復帰初戦を迎える桃田賢斗(NTT東日本)に対抗心を燃やす男がいる。16年全日本総合選手権を制した男子シングルスの西本拳太(トナミ運輸)だ。桃田復帰を前に、自身は21日から始まった男女混合の国・地域別対抗戦スディルマン杯(オーストラリア)で“桃田に負けない”実力を証明したいところだ。

 西本はスディルマン杯へ出発前、「いまの男子シングルスは弱点と言われている。いい意味で番狂わせをして、チームに勝利で貢献したい。見返す気持ちで頑張りたい」と語った。全日本総合選手権を制した男にしてはあまりに謙虚な言葉を残した。

 全日本総合選手権で優勝し、男子シングルスのトップに立った。ただ、そこにライバルの桃田はいなかった。今回の代表にも、もちろん桃田はいない。日本代表の朴柱奉(パクジュボン)監督も桃田抜きの男子シングルスを「トータルでは2年前のチームよりは桃田がいない分弱いと思う」と見ている。

 西本もそれは十分認識しているようだ。桃田が戻ることは代表チームの強化になる反面、西本にはライバルの復帰という複雑な状況になることも分かっている。ただ、それを乗り越えなければいけないことも自覚している。「女子は五輪でメダルを取り盛り上がっている。自分と桃田が対戦することで男子シングルスも盛り上げたいし、そのためにも桃田に勝たないといけない」といい、まずはスディルマン杯で「西本ここにあり」ということを証明したいところだ。

 ただ、初戦のドイツ戦、日本は男女ダブルス、女子シングルス、混合ダブルスを取り4―1で勝ったものの、男子シングルスの西本は世界ランキング上位の選手相手に0―2と力なく敗れた。「やはり男子は桃田がいないと」という評価を覆せるかはこの大会に懸かっているといっても過言ではないし、西本にとっても勝負の大会になる。

 西本自身も関わった違法カジノ問題で揺れたバドミントン界だが、桃田の復帰で形の上ではリスタートが切られる。西本は「桃田が戻って全部勝たれないよう、自分が阻みたい。今年は勝負の年」と現全日本王者の決意をにじませる。今後の男子シングルスをリードするであろう、同級生の2人の動向から目が離せない。(河西 崇)

[ 2017年5月25日 09:00 ]

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