白鵬 3秒1で栃煌山に快勝 38度目Vへ前進

[ 2017年5月25日 19:57 ]

大相撲夏場所12日目 ( 2017年5月25日    両国国技館 )

<夏場所12日目>栃煌山(左)をはたきこみで下す白鵬
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 単独トップの横綱・白鵬が過去34勝2敗の栃煌山を3秒1で仕留めた。立ち合いで左腕を伸ばして前進を食い止めると、右でかち上げてしつこく左喉輪。「手も伸びてましたし、そこで相手が見えて栃煌山も滑っていたので、そこをすかさずタイミング良く」。後退した相手の隙を突いてはたき込み、勝負を決めた。

 日馬富士とは1差だが、終盤にギアを上げて38度目の優勝へ前進する。そんな中、「動きが上がっていると同時に重さが出てきている」と状態の良さを実感している。さらに、休場明けとあって「日に日に土俵に慣れてきた」と相撲勘も完全に取り戻した様子だ。

 13日目は好調の関脇・玉鷲戦。昨年夏場所を最後に優勝から遠ざかっており「一番一番です」と力を込めた。

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2017年5月25日のニュース