桐生、最後は流して10秒42 フライング失格影響なし「攻める姿勢で」

[ 2017年5月25日 12:36 ]

男子100メートル予選に出場した桐生祥秀(右)
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 陸上の関東学生対校選手権第1日が25日、横浜市の日産スタジアムで行われ、男子100メートル予選で桐生祥秀(21=東洋大)は10秒42(向かい風0・6メートル)で5組1着となった(速報値)。準決勝、決勝は26日に行われる。

 予選5組で登場した桐生は最後は流して1着でフィニッシュし、準決勝に進出。レース後は「けがなく次に備えられるようにしました。自分のやりたい部分だけをやって、次に備える気持ちです。(やりたい部分とは)スタートだけ。いい刺激が入った」とコメントした。

 今月13日のダイヤモンドリーグ第2戦上海大会ではフライングでまさかの失格となったが、影響はないといい、「逆により一層攻める姿勢でいきました」と話した。

 100メートルで10秒01の記録を持つ桐生は今季、4月29日の織田記念国際・決勝で向かい風(0・3メートル)の条件下での日本最速となる10秒04をマーク。日本人初の9秒台への期待が高まっている。

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