ライバル9秒台ズラリ 桐生、一発勝負に闘志 13日DL上海大会

[ 2017年5月12日 05:30 ]

羽田空港で報道陣に対応する桐生祥秀                               
Photo By スポニチ

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(東洋大)がダイヤモンドリーグ上海大会(13日)に向け羽田空港から出発した。ケンブリッジ飛鳥、サニブラウン・ハキームも参戦。加えてマイク・ロジャース(米国)ら外国人選手6人はいずれも自己ベストが9秒台とレベルの高い一発勝負となるだけに「メンバー的には(世界大会の)決勝ライン。今回はタイムというより、しっかり1本で勝負できるレースにしたい」と燃えている。

 ダイヤモンドリーグへの参戦は高校3年だった13年の英バーミンガム大会以来2度目。その際は10秒55で最下位だった。「あの時は、海外自体が初めてで分からないことが多かったけど、今は気持ちも走りも成長している」と4年前の苦い思い出を払しょくする。

続きを表示

2017年5月12日のニュース