錦織が棄権　右手首故障　マドリードＯＰ準々決勝、ジョコと対戦予定も

錦織圭
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　テニスのマドリード・オープンで男子シングルス世界ランキング８位の錦織圭（２７＝日清食品）は１２日、世界２位のノバク・ジョコビッチ（２９＝セルビア）との準々決勝を前に右手首の故障のために棄権した。

　錦織は３月下旬のマイアミ・オープンで右手首を痛め、先月のバルセロナ・オープンを欠場。今大会が約１カ月半ぶりの復帰戦で、大会前には「まだ１００％ではない」と話していた。初戦の２回戦こそ不安定なテニスだったが、３回戦では世界３０位のダビド・フェレール（３５＝スペイン）にストレート勝ちを収め、５年連続の８強入りを果たしていた。

　午前中にはセンターコートでの練習もこなしていたものの、２試合をこなした手首の状態は思わしくなかったようだ。１４日からは今大会と同じマスターズ大会のイタリア国際、２８日からは４大大会の全仏オープンが控えている。