A・マリー またしても早々敗退 59位にストレートで 苦闘続く世界No.1

[ 2017年5月12日 15:47 ]

アンディ・マリー
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 テニスのマドリード・オープンで男子シングルス世界1位のアンディ・マリー(29=英国)がまたしても早期敗退を喫した。

 11日の3回戦で世界59位のボルナ・チョリッチ(20=クロアチア)に3―6、3―6でストレート負け。第1セットで3度のブレークを許すと、第2セットも先に訪れたブレークチャンスを生かせず、第7ゲームでサービスゲームを落とした。手堅さが売りのA・マリーだが、この日は28本の凡ミスを犯して自滅。先月ツアー初優勝を挙げた20歳の勢いに飲み込まれ「いろいろなことがうまくいかなかった。ミスが早く、ポイントを組み立てられなかった」と肩を落とした。

 世界1位として迎えた今季は1月の全豪オープンで4回戦敗退。その後は右肘のケガなどもあり、クレーシーズンに入ってからも結果が出ておらず、28日開幕の全仏オープンに向けて苦闘が続きそうだ。

 3年ぶり5度目の優勝を狙うラファエル・ナダル(30=スペイン)はニック・キリオス(22=オーストラリア)に完勝。ドミニク・ティエム(23=オーストリア)やアレクサンダー・ズベレフ(20=ドイツ)らも8強入りしており、チョリッチとともに若い世代の活躍が目立っている。

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2017年5月12日のニュース