ジョセフHC、山田らベテラン見極める 19年W杯へ「ふるい」に

[ 2017年5月12日 05:30 ]

ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフHC
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 19年ラグビーW杯日本大会の組み合わせ抽選会から一夜明けた11日、日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が滋賀県大津市で会見し17年中にベテラン選手を「ふるい」に掛ける考えを示した。

 指揮官は「どうチームをつくるか明確になった。プランを立てていく」と話した。現在はスーパーラグビーのサンウルブズ、アジア選手権日本代表、育成合宿参加選手を合わせ計70人程度を19年代表候補としてパフォーマンスを注視している。15年W杯の主力選手は多くが30代。「(今年)11月以降に選手の状態を見極め構想を固めたい。経験のある選手は、あと2年戦える状況か見極める」とした。

 フル代表を招集できるのは毎年6、11月のみ。W杯本番までに行えるのは、せいぜい20試合程度だ。今年中に一定程度に候補を絞り込み来年以降はチームの完成度を高めていく考え。若手についても「高いレベルで戦えるか」を見極める。

 34歳でW杯を迎えるWTB山田章仁(パナソニック)は「開幕戦に出たい」と意気込む。その思いをピッチで示せるか。指揮官が厳しい目で吟味していく。

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2017年5月12日のニュース