“スラムダンク王”にロビンソン ペイサーズ初 3Pコンテストはゴードン∨

[ 2017年2月19日 16:47 ]

スラムダンクコンテストで優勝したペイサーズのグレン・ロビンソン3(AP)
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 NBAウイークエンドは18日にニューオーリンズで恒例のスラムダンクコンテストでは決勝でペイサーズのシューティング・ガード、グレン・ロビンソン3(23歳=1メートル98、101キロ)がサンズのスモール・フォワードで新人のデリック・ジョーンズJR(20歳)を下して優勝。ペイサーズの選手としては初めての“スラムダンク王”となった。

 同選手の父は1994年のドラフトで全体トップでバックスに指名されたグレン・ロビンソン氏(44歳)。父はスパーズに在籍していた1995年にファイナル制覇のメンバーとなったが、長男は別な形で歴史に名を残した。

 ロビンソン3は1回戦で肩車の男性2人を飛び越えてダンク。さらに360(スリー・シックスティー)からウインドミルでボールをたたき込んで決勝に進出。ジョーンズJRとの対戦ではチアリーダー、ペイサーズのマスコット(ブーマー)、そしてチームメートのポール・ジョージ(26歳)の3人をゴール下に並ばせてベースライン際から離陸。頭がリングをかすめたあとにバックハンドでダンクを決めて優勝した。

 同選手はミシガン大から2014年のドラフト2巡目(全体40番目)にティンバーウルブスに指名されたがシーズン途中で76ersに移籍。ペイサーズには昨季から在籍し、今季は55試合に出場して平均6・2得点だった。

 3点シュート・コンテストでは今季リーグ4位の184本を成功させている地元ペリカンズのエリック・ゴードン(28歳)が優勝。決勝はカイリー・アービング(24歳=キャバリアーズ)とケンバ・ウォーカー(26歳=ホーネッツ)の3人による対戦となったが、まずゴードンとアービングは20点で並んで延長戦(ウォーカーは17点)に突入。ゴードンが21点を獲得したのに対し、アービングは18点に終わって勝負が決着した。

 総合的な技術を争うスキルズ・チャレンジではラトビア出身の2メートル21、クリスタプス・ポルジンギス(21歳=ニックス)が決勝でゴードン・ヘイワード(26歳=ジャズ)を退けて優勝。ビッグサイズにもかかわらず細かい技術を身につけていることを証明した。なお東西両軍が対戦するオールスターゲームは19日(日本時間20日)に行われる。

 <20日のテレビ中継>

NBAオールスターゲーム 

WOWOWプライム 9時30分〜

NHK・BS(1) 10時=

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