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中本、14度目挑戦で初優勝 51秒差圧勝 世陸代表へ名乗り

第66回別府大分毎日マラソン ( 2017年2月5日    大分市高崎山・うみたまご前スタート、別府市亀川漁港前折り返し、大分市営陸上競技場ゴールの42・195キロ )

2時間9分32秒で優勝した中本健太郎
Photo By 共同

 マラソン14度目の中本健太郎(34=安川電機)が2時間9分32秒で念願の初優勝を決めた。30キロすぎでトップのデレジェ・デベレ(30=エチオピア)に追いつくと、39キロ手前で突き放し、最後は後続に51秒の大差をつけ8月の世界陸上(英国・ロンドン)男子マラソン代表候補に名乗りを上げた。昨夏の北海道マラソン優勝の木滑良(26=MHPS)は3位、初マラソンの大石港与(28=トヨタ自動車)は4位に入った。

 ゴールテープを切った瞬間、右拳を突き上げた。お立ち台では「優勝がこんなに気持ちいいものだと初めて知ることができた」。14度目のマラソンでやっと月桂(げっけい)冠を頭上に飾った中本は、うれしそうに笑った。

 25キロすぎでデベレが先頭に立ってペースを上げると先頭集団がばらけたが中本は冷静だった。「無理に追わず後方で粘っていればつかまえられる」。狙い通り30キロすぎで追いつくと、38・7キロ地点で突き放した。

 「進退を考えながら走った」という覚悟のレースだった。2013年に川内(埼玉県庁)と激闘を演じて自己ベストを出しながら、2位に終わった大会。世界選手権も、その13年に出場して以来、代表から遠ざかっていた。練習方法を見直し、故障するまで追い込まず体幹強化や食生活も見直した結果、課題の終盤で失速することなくリードを広げた。

 2時間9分32秒とタイムは世界陸上代表候補のライバル・川内(2時間9分11秒、福岡国際)に及ばなかったがアフリカ勢を抑えての優勝には違った重みがある。世界の舞台を知り尽くした中本が3度目の世界陸上に名乗りを上げた。

 ◆中本 健太郎(なかもと・けんたろう)1982年(昭57)12月7日、山口県生まれの34歳。下関市菊川中では野球部でプレー。西市高で陸上を始める。拓大では05年に箱根駅伝を経験。06年安川電機に入社し、駅伝からマラソンに転向。08年延岡西日本マラソンでデビュー。2時間13分54秒で3位。1メートル72、57キロ。

[ 2017年2月6日 05:30 ]

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