東京五輪 大会マスコットは公募方式で 人や実績ではなくデザインで

[ 2017年2月6日 13:22 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は6日、大会マスコットの選考方法を話し合う検討会議の第3回会合を東京都内で開き、子どもを含めて国民が参加できる公募方式とする方針を決めた。複数パターンのデザイン提出など、作品は一定の要件を設定する方針で詳細は今後検討する。

 組織委は「人や実績でなく、デザインで評価したい」との見解を示した。募集方法については、選考過程が不透明と批判を受けた大会エンブレムの教訓を踏まえ、条件を付けずに公募するべきだとの意見がある一方、高度な専門性が求められることからプロのデザイナーなどに資格を限定する方法などの案が出ていた。

 検討会議は3月末までに応募資格や審査方法の詳細を決め、国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)に提出する。(共同)

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2017年2月6日のニュース