リオ金・登坂絵莉が左足手術 「歩くだけで痛い」6月復帰目指す

[ 2017年1月6日 12:48 ]

リオ五輪レスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した登坂絵莉
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 リオ五輪のレスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した登坂絵莉(23=東新住建)が5日に左足の手術を受けていたことが分かった。6日、愛知・至学館大で行われた餅つき会に参加した日本レスリング協会の栄和人強化本部長が明かした。

 登坂は左足に慢性的な痛みを抱え、リオ五輪後には「歩くだけで痛い」ともらすほど状態が悪化して治療法を模索してきた。奈良県内の病院で左種子骨にできていたトゲを取り除く内視鏡手術を受け、週明けには退院できるという。復帰には2〜3カ月要する見込みで、8月の世界選手権(パリ)の選考会を兼ねる6月の全日本選抜選手権には間に合いそうだ。栄本部長は「僕としては1年間休んでもいいと言いたいが、他の選手が世界選手権に行って勝つのではないかという不安もあるようだ」と語った。

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