ベイカー茉秋 総合格闘家の青木とコラボ 寝技の指導受ける

[ 2016年12月24日 05:30 ]

練習するベイカー茉秋
Photo By 共同

 柔道と総合格闘技のコラボが実現した。柔道の日本男子は23日、都内での強化合宿に総合格闘家の青木真也(33)を招き、寝技の指導を受けた。

 リオ五輪男子90キロ級金メダリストのベイカー茉秋(22=東海大)は、技術だけでなくプロとして生きる青木の言葉にも感じるものがあったようだ。試合や移動の手配を自分で行う青木に対し、柔道代表は全て連盟任せ。「僕たちは恵まれている。そういうところで試合の時に精神的な差が出る。気を引き締めないと」と自分を戒めた。

 五輪前から痛めていた右肩の痛みが再発し、年末にはMRI検査を受ける予定。最悪の場合は手術を受ける可能性もあるが、ハングリー精神を養うためにモンゴルへの単独武者修行も希望している。来年の世界選手権に向けて「タイトルをつかみにいきたい」と語るなど、五輪後の祝賀モードから切り替わりつつある。

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