宇野 涙の意味は…「練習の成果出て良かったなと」

[ 2016年12月24日 23:44 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第3日 ( 2016年12月24日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

演技を終え感極まる宇野
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 フリーの演技を終えると、両膝に手をつき涙をこぼした宇野昌磨(19=中京大)。逆転で全日本選手権初優勝を決め、涙の理由を明かした。

 前日のショートプログラム(SP)では、GPファイナルが終わってから重点的に練習してきたセカンドジャンプが決まらず。フリーも前半は着氷をこらえる場面が多かった。

 プレッシャーから解放された涙だったのかとインタビュアーから問われると、「プレッシャーというよりは、SPでなぜできなかったのかよくわからなくて。体が動いたうえでできなかったっていう自信のなくし方を少し公式練習にも引きずってしまって」とSPの失敗からすぐに切り替えられなかったことを告白。それでもフリーの後半はミスなく巻き返し「練習の成果が出たフリーだったなと思うので、うれしいのと、良かったなと。世界選手権のような終わり方をしなくて本当に良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

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