松本優勝、フリーからグレコ転向で再起　男子８５キロ級

レスリング全日本選手権第２日 （ 2016年12月22日    東京・代々木第２体育館 ）

男子グレコローマン８５キロ級決勝　塩川貫太（下）を破り優勝した松本篤史
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　男子グレコローマン８５キロ級では、フリーから転向した松本が優勝した。「集大成に」と考えていたリオ五輪代表を逃し、一時は引退も考えた。しかし、ロンドン五輪銅メダリストの兄・隆太郎さんらのアドバイスもあり、スタイルを変えて再起。フリー時代と変わらぬ前への圧力を生かした戦い方で、１０月の国体に続いて頂点に立った。

　「一番身近にいる兄貴が五輪のメダルを獲っている。それを超えたい」と五輪への思いを語った。