宇野 初Vへ超高難度ジャンプ連発作戦「完成度上がっている」

[ 2016年12月23日 05:35 ]

フィギュアスケート全日本選手権

練習に臨む宇野昌磨
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 男子優勝候補筆頭の宇野昌磨(19=中京大)は23日のショートプログラム(SP)で4回転フリップ−3回転トーループの超高難度の連続ジャンプ挑戦に意欲を見せた。

 2週前のGPファイナル3位の好調ぶりを維持しており、公式練習では4回転ジャンプの後に3回転ジャンプをつけるコンビネーションを繰り返した。

 今年4月に世界で初めて成功させた4回転フリップはこれまで単発でしか跳んでいなかったが、連続ジャンプとしての手応えも十分。ジャンプ構成の幅が広がる強力な武器について「フリップ−トーループを跳んだら一番点数が高い。練習での完成度は上がっている」と自信たっぷり。

 今大会は4連覇していた羽生結弦(ANA)がインフルエンザで欠場となり「同じ立場だったら悔しいこと」とライバルを気遣った。過去2年連続2位の宇野としては初優勝のチャンスであるとともに、大きな目標を失うことにもなったが「僕は練習してきたことを試合で出すだけです」と目の前の戦いに集中していた。

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2016年12月23日のニュース