旧春日山の14力士が断髪式 師匠辞任で部屋消滅

[ 2016年12月23日 20:59 ]

 大相撲の春日山親方(元幕内浜錦)が日本相撲協会からの師匠辞任勧告を受諾して消滅した旧春日山部屋に所属し、引退を決めた14力士の断髪式が23日、川崎市内で約270人が出席して行われた。

 消滅の際に12人が引退届を提出し、さらに2人も引退を決断した。元幕下水口の水口剛さんは来年2月から会社員として働く予定で「悔いは残っていたが、まげを切るのと一緒に切り替える」と話した。

 年寄名跡証書の引き渡しを巡って先代親方と係争中の春日山親方は「14人の子たちが頑張っているのを見て、下を向いているわけにはいかないと思った。(訴訟の和解協議を)よりよい方向に持っていけるようにしたい」と述べた。

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2016年12月23日のニュース