本田望結 4年連続全国切符 フィギュアと女優「どっちも100%」

[ 2016年10月11日 05:30 ]

<フィギュアスケート近畿選手権>ノービスAクラスに出場した本田望結は、役者仕込みの表現力で観客を魅了する
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 フィギュアスケートの近畿選手権が10日に大阪府臨海スポーツセンターであり、ノービスA女子に出場したタレントの本田望結(みゆ、12=京都醍醐ク)が79・68点で3位となり4年連続の全国大会出場を決めた。妹の紗来(さら、9=京都醍醐ク)はノービスB女子で優勝し、21日からの全日本ノービスへ初めて姉妹そろっての出場を決めた。昨年の世界ジュニア女王の姉・真凜(まりん、15=関大中)は前日のジュニア女子で2位。3姉妹そろって表彰台に上がった。

 最初のトリプルルッツでの尻もちはご愛敬だ。本田は「花のワルツ」に乗り、有名子役らしい華のある滑りをした。「お芝居をさせてもらっているのでそこは負けないように」。表現力に気を配って3位に入った。

 タレント活動と平行して練習に時間を割いた。今大会に向けて約1カ月前から「1日6、7時間」をリンクで過ごしたという。昨年の世界ジュニア女王で、前日2位だった姉・真凜にメークの仕上げをしてもらって氷上へ。直前には妹・紗来がノービスBで優勝。「お姉ちゃんに追いつき、妹に負けないようにという気持ちでやっている」。刺激をもらって滑った。

 今冬放送「探偵少女アリサの事件簿」でドラマ初主演が決まったばかり。多忙な小学6年生は「両方100%」とフィギュアと女優の“二刀流”を力強く宣言した。

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