シオノギ製薬 6点差逆転勝利 6回に打者15人、11得点

[ 2016年10月11日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ ( 2016年10月10日 )

 岩手・一関、神奈川・横浜の2会場で6試合を開催した。シオノギ製薬は6回に11得点を奪い、SGホールディングスに逆転勝ち。ビックカメラ高崎に敗れた豊田自動織機は10敗目となり、22年間続けた決勝トーナメント進出の可能性がほぼなくなった。首位のトヨタ自動車は開幕からの連勝を17に伸ばした。

 連日のミラクルだ。シオノギ製薬は6回に打者15人攻撃で11得点。6点差をひっくり返す劇勝で、1部残留に大きく前進した。5点を追う6回に1点を返した後、なお2死満塁から23歳の誕生日だった大西が左中間へ同点のグランドスラム。さらに岡の勝ち越し2ラン、長平の2点適時打、数原のダメ押し2ランでド派手に決着をつけた。「リーグ戦で本塁打なんて初めて。最高の手応えでした」という大西の声が震える。上田のサヨナラ弾で2位太陽誘電を倒した勢いを持続させたチームに、岡村昌子監督は「諦めずよく戦った」と称賛の言葉を贈った。

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2016年10月11日のニュース