上原、連日のエースで10位 カナダ太平洋女子オープン

[ 2016年8月29日 08:29 ]

 米女子ゴルフのカナダ太平洋女子オープンは28日、カルガリー郊外のプリディスグリーンズ・クラブ(パー72)で最終ラウンドが行われ、上原彩子が8番(パー3)でホールインワンを決めるなど67をマークし、通算12アンダー、276で27位から今季最高の10位に順位を上げた。第3ラウンドの11番(パー3)に続くエースで、1大会2度は米女子ツアー史上4人目。

 66で回った20歳のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が通算23アンダーで2位に4打差をつけ今季5勝目。賞金33万7500ドル(約3440万円)を獲得した。

 宮里美香と宮里藍が通算6アンダーの37位で並び、横峯さくらは5アンダーの44位、野村敏京は4アンダーの48位だった。

 ▼上原彩子の話(8番は)イメージ通りに打てて「入れ」って言ったら歓声が聞こえてきて、入ったことが分かった。(イーグルだった)4番のセカンドが入ったのも歓声で分かった。最高にうれしくて、もっともっとという感じでプレーしていた。

 ▼横峯さくらの話 最終日に伸ばせないのは、自分のいろんな部分が足りていないから。ショットの状態は比較的良かったと思う。それでも順位は40位台。まだまだだとは思うが、悪い方向に考えないで頑張りたい。

 ▼宮里美香の話 4日間で一番寒かったが、自分のゴルフを心がけた。昨日よりショットが良く、バーディーチャンスが多かった。もったいないミスがあって、このスコアになった。ショットのイメージはすごくいい。

 ▼宮里藍の話 三つ、四つくらいは伸ばせそうな内容だったが、惜しいパットが続いて、流れをつくっていくのが難しかった。昨日ちょっと力むシーンが何度かあったので、今日はそこを心がけてやった。1日を通してショットはすごく良かったと思う。

 ▼野村敏京の話 今週ずっとショットはいい。今日はパットが入ってくれて4アンダー。気持ち良かった。ゴルフのコンディションは良いと思うので、このままいけばいい。(共同)

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2016年8月29日のニュース