石川遼が今季初勝利 通算14勝目 腰痛から復帰して2戦目「優勝できて幸せ」

[ 2016年8月28日 17:17 ]

優勝を決め、喜ぶ石川遼

 RIZAP・KBCオーガスタ最終日(28日・福岡県芥屋GC=7151ヤード、パー72)24歳の石川遼が通算15アンダーの273をマークし、初日からの首位を守る完全優勝で大会初制覇を果たした。ツアー今季初勝利、通算14勝目を挙げ、優勝賞金2000万円を獲得した。

 雷雲接近と悪天候の影響で約3時間の中断があったが、腰痛から実戦復帰して今季国内2戦目だった石川は5バーディー、2ボギーの69にまとめ、2位に5打差をつけた。高山忠洋、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)の3人が2位。

 さらに1打差で賞金ランキングトップの谷原秀人、宮本勝昌、藤本佳則の3人が5位だった。昨年覇者の池田勇太は18位、アマチュアの清水大成(東福岡高)は61位。(出場68選手=アマ1、雨、気温24・4度、北の風3・5メートル、観衆3009人)

 ▼石川遼の話 中断もあり、長い一日だった。首位でプレーするのは、ずっとプレッシャーがかかっていて疲れた。(腰痛で)試合から離れ、不安なところもあったが、要所でいいショットも打てた。優勝できて幸せ。もっと上を目指したい。

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2016年8月28日のニュース