パラリンピック史上初 難民選手団に2名選出

[ 2016年8月28日 05:30 ]

 国際パラリンピック委員会(IPC)は26日、9月7日開幕のリオデジャネイロ・パラリンピックで初めて結成する難民選手によるチームに、シリア出身の水泳選手、イブラヒム・フセインとイラン生まれで米国在住の円盤投げ選手、シャハラッド・ナサジプールの2人を選んだと発表した。

 内戦が続くシリアからギリシャに逃れたフセインは、4月にアテネで行われたリオデジャネイロ五輪の聖火リレーでも走者に起用された。チームは役員やコーチの支援を受け、パラリンピック旗の下、開会式の先頭で行進する。国際オリンピック委員会(IOC)がリオデジャネイロ五輪で初めて結成した「難民五輪選手団」とも連帯する。

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2016年8月28日のニュース