野村75で8位後退も「まだチャンスはある」 全米女子OP

[ 2016年7月10日 08:52 ]

第3ラウンド、通算2アンダーで8位に後退した野村敏京

 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子オープン選手権は9日、カリフォルニア州サンマーティンのコルデバレーGC(パー72)で第3ラウンドが行われ、4位で出た野村敏京は2バーディー、5ボギーの75とスコアを落とし、通算2アンダーの214で首位と5打差の8位に後退した。渡辺彩香は71と伸ばしてイーブンパーとし、29位から20位に浮上した。

 70で回ったリディア・コ(ニュージーランド)が通算7アンダーでトップに立ち、1打差の2位にチ・ウンヒ、朴ソンヒョンの韓国勢が続いた。73の横峯さくらは3オーバーで44位。76の原江里菜は8オーバーで66位となった。

 ▼野村敏京の話 パットの距離感が合わなかった。まだトップ10に入っているので、5打差でも(優勝の)チャンスはあると思う。あまり力を入れず、楽しく自分のゴルフをしたい。

 ▼渡辺彩香の話 5番で(6メートルの)パーパットが入った。あれで流れが良くなった。ボギーの数が少なくなったのは良かったところ。今週は初日から五輪を意識している。でもコースに入ってからは1ホールずつに集中できている。最終日はアンダーパーで終われるよう、スコアにこだわってやりたい。

 ▼横峯さくらの話 何でもないホールでダブルボギーを二つ打ってしまった。ダボを打たないことは課題でもあったので、すごく残念。でもその前に貯金があってよかった。最終日は切り替えて、あと1日頑張りたい。

 ▼原江里菜の話 風が強くグリーンも硬くなって、グリーンを外すとパーが拾えなかった。パットが全く決まらず、バーディーが1個しかとれなかったのが悔しい。でもまだ1日、自分のベストを尽くすチャンスはある。(共同)

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2016年7月10日のニュース