大砂嵐、左膝負傷で休場…大嶽親方「そんきょができない状態」

[ 2016年7月10日 05:30 ]

大相撲名古屋場所

(10日初日 愛知県体育館)
 幕内・大砂嵐(24=大嶽部屋)が左膝負傷で名古屋場所の休場を届け出た。初日の相手、魁聖は不戦勝になる。休場は左膝半月板損傷で全休した初場所以来で7度目。

 師匠の大嶽親方(元十両・大竜)は「若い衆と稽古して悪くなった。そんきょができない状態。1カ月くらいかかる」と説明した。

 エジプト出身の大砂嵐はイスラム教徒で日中の飲食が制限されるラマダン(断食)を終えたばかり。今年は角界入りして初めてラマダンと本場所が重ならず、周囲の期待が高まっていた。先場所9勝を挙げ、名古屋は東前頭3枚目と新三役が狙える位置だっただけに無念の休場となった。

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2016年7月10日のニュース