村上トップ、2位に寺本 体操女子リオ五輪候補試技会

[ 2016年6月12日 21:37 ]

体操女子リオ候補試技会、村上茉愛の床運動

 体操女子のリオデジャネイロ五輪代表候補が12日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで代表決定の参考となる第1回試技会に臨み、4種目合計で村上茉愛(日体大)が57・400点でトップ、主将に決まった寺本明日香(中京大)が56・800点で2位と両エースが安定感を示した。25日の最終試技会を経て、7人の候補から代表5人を選ぶ。

 3位だった1964年東京五輪以来の団体総合のメダルを目指すが、同五輪の主力だった池田敬子さんが視察したこの日は段違い平行棒と平均台で落下のミスが目立った。日本協会の塚原千恵子強化本部長は「以前は日本の強かった種目だが、今は課題」と渋い表情。実質7番手から代表入りを狙う笹田夏実(日体大)は平均台で寺本と並ぶ1位ながら「もっとアピールしないといけない」と危機感をにじませた。

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2016年6月12日のニュース