男子100M五輪代表最大「3枠」 桐生一歩抜け出す ライバルに山県ら

[ 2016年6月12日 07:32 ]

男子100メートル決勝を制し笑顔を見せる桐生

桐生 日本歴代2位の自己記録に並ぶ10秒01マーク

 男子100メートルのリオ五輪代表争いで、桐生が一歩抜け出した。

 同種目の枠は最大3。日本陸連の選考基準では(1)派遣設定記録(10秒01)を満たし、日本選手権8位以内の最上位選手(2)参加標準記録(10秒16)を満たした日本選手権優勝選手は代表に内定、他に派遣設定突破&日本選手権8位以内の選手、参加標準突破&日本選手権3位以内の選手の順に選考される。現時点で派遣設定突破は桐生だけだ。12年ロンドン五輪代表の山県、ケンブリッジは既に参加標準を突破。この日、桐生と別組の準決勝で10秒19の自己ベストをマークした大瀬戸、10秒22の自己記録を持つ17歳・サニブラウンも参加標準に肉薄。高瀬は参加標準を破っているが、左膝に不安を抱えていることもあり、リオは得意の200メートルで狙う予定だ。

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2016年6月12日のニュース