ジョコビッチ別次元だ!圧倒ストレートV!4大大会3連勝

[ 2016年2月1日 05:30 ]

2連覇を達成し、トロフィーを掲げるジョコビッチ(AP)

テニス全豪オープン最終日

(1月31日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 男子シングルス決勝で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)が2年連続6度目の優勝を飾った。大会初優勝を狙った同2位のアンディ・マリー(28=英国)に6―1、7―5、7―6でストレート勝ち。6度の優勝はロイ・エマーソン(オーストラリア)に並んで全豪男子最多記録となった。4大大会通算11勝目を挙げ、優勝賞金340万豪ドル(約2億9000万円)を獲得した。

 最後はサービスエースで決めた。A・マリーとの頂上決戦を制したジョコビッチはセンターコートにキス。男子歴代5位に並ぶ4大大会11勝目に「レジェンドたちに並ぶことができてとても光栄」と喜びをかみしめた。

 準決勝のフェデラー戦を思わせる抜群のスタートダッシュだった。開始から5ゲームを連取し、わずか30分で第1セットを奪った。対照的に第2セットはロングラリーが続いて80分を要する持久戦となったが、ここでもストローク力とタフネスで上回った。4回戦のシモン戦は凡ミス100本を犯す大苦戦だった。ところが準々決勝の錦織戦、準決勝のフェデラー戦と尻上がりに調子を上げた。ビッグ4の中でも抜きんでた存在となり4大大会3連勝。昨年逃した年間グランドスラムに再び挑む第一歩を踏み出した。

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2016年2月1日のニュース