佐渡ケ嶽親方長男が入門 埼玉栄高3年の鎌谷「まずは関取に」

[ 2015年10月6日 12:06 ]

父の佐渡ケ嶽親方(右)とともに記者会見に臨んだ埼玉栄高3年の鎌谷将且。左は同高相撲部の山田監督

 大相撲の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男で埼玉栄高3年の鎌谷将且(17)が6日、さいたま市の同校で記者会見を開き、父が師匠を務める佐渡ケ嶽部屋への入門を発表した。九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)での初土俵を目指し、28日の新弟子検査を受検する。母方の祖父は先代佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)の故鎌谷紀雄氏。

 鎌谷は「プロの世界は厳しい。地道に一つ一つ番付を上げ、まずは関取になりたい」と抱負を述べた。会見に同席した佐渡ケ嶽親方は「入門すれば親子でなくなる。他の弟子以上に厳しくしたい」と同じ道を歩む息子を見つめた。

 鎌谷は強豪の埼玉栄高相撲部主将として、7月の全国高校総体でチームを団体優勝に導いた。187センチ、150キロと体格に恵まれ、個人戦では8月の世界ジュニア選手権重量級を制覇した。

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2015年10月6日のニュース