遼、2年連続の屈辱…「自分の技術不足」で初戦敗退

[ 2015年9月12日 05:30 ]

1回戦敗退となった石川遼

片山晋呉インビテーショナル・ネスレ日本マッチプレー選手権レクサス杯第1日

(9月11日 北海道恵庭市 恵庭カントリー倶楽部=6988ヤード、パー72)
 今季国内初戦に臨んだ石川遼(23=CASIO)は堀川未来夢(みくむ、22=フリー)に1ダウンで敗れた。オールスクエアの18番でパーを逃し、昨年に続いて初戦で姿を消した。ホストプロの片山晋呉(42=イーグルポイントGC)らが2回戦に勝ち上がった。

 オールスクエアで迎えた18番パー4。石川はティーショットを右の林に打ち込んだ。フェアウエーに出してピン3メートルに3オン。パーパットが外れると、敗戦を受け入れて堀川に握手を求めた。

 「原因はいろいろだと思うけど、単に自分の技術不足。ドライバーには自信があったけど(18番で)右に行ってしまった」

 2番パー5で3打目を2メートルに付けてバーディーを奪い、1アップとしたが4番で貯金を吐き出した。6番で3メートルのバーディーパットがカップに蹴られるなど要所でパットが決まらず、波に乗れなかった。「アイアンで(相手に)プレッシャーをかけられなかった」と言うように途中からはアイアンショットも精度を欠いて後手に回った。

 2年連続の初戦敗退。18番を落として1ダウンで敗れるのも同じ。「悔しい。ストロークなら初日駄目でも翌日巻き返せるけど」と悔やんだ。

 次戦は17日開幕のANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C)。今季国内ツアー初参戦に向けて「良い準備を」と必死に前を向いた。

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2015年9月12日のニュース