「イケシオ」池田信太郎が引退表明「30年も続けるとは…」

[ 2015年8月15日 17:12 ]

潮田玲子さんとの混合ダブルスで「イケシオ」ペアとして活躍した池田信太郎

 バドミントン男子で2008年北京、12年ロンドン両五輪の代表だった池田信太郎(34)=エボラブルアジア=が15日、自身のフェイスブックやツイッターを更新。9月のヨネックス・オープン・ジャパン(8~13日)を最後に、現役を引退することを明らかにした。

 フェイスブックで「この度、池田信太郎はYonex Open Japan 2015で現役を引退することになりました」と報告。

 「SS(スーパーシリーズ)のような世界トップレベルの大会で、また、国内の大会で自分のキャリアを終えるこちができるのはとても幸せなことだと思っています」と感慨深げ。「どこまで自分のパフォーマンスができるか分かりませんが、最後は納得する試合をしたいなと思っています」と意気込んだ。

 「父の影響でバドミントンを始め、約30年。こんなに長く競技を続けるとは全く思っていませんでした。これは本当に多くの方が僕に対してサポートをしてくれたからだと思っています」と周囲に感謝。「最後は多くの方に感謝しながらプレーをし競技人生を終えたいと思います。いよいよ最後の試合になります。最後までベストを尽くします。引き続き、ご声援よろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

 2007年の世界選手権で坂本修一と男子ダブルスを組み、銅メダルを獲得。北京五輪にも出場した。その後、女子の潮田玲子との混合ダブルスで「イケシオ」ペアとして活躍し、ロンドン五輪に出場した。

 5月に当選した世界連盟のアスリート委員は、任期の4年を全うする意向。

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