井村シンクロ グアム合宿復活へ 屋外プールで“リオ予行”

[ 2015年8月15日 05:30 ]

フリーコンビネーションを披露するマーメイドジャパン

 シンクロナイズドスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチ(64)が屋外プールで実施される可能性がある16年リオ五輪をにらみ、10年ぶりにグアム合宿を復活させるプランを明かした。14日は幅広く水泳に親しんでもらおうと日本水連が定めた「水泳の日」のイベントが行われ、世界選手権(ロシア)で8年ぶりにメダルを獲得した代表が演技を披露した。

 現時点で天井付きプールかは不明だが、井村氏は工事が間に合わないことを想定し、デュエット、チームともに銀メダルを手にした04年大会前の“海外強化策”で準備をする。「天井がないのは目印がないということ。青空の中で泳がす練習をする」。来年3月のリオ五輪最終予選(ブラジル)に向けて、メダリストかどうかは関係なく選手は従来通りの選考会を経て11月3日に決定。その後、1回約2週間の合宿を2度行う予定だ。

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