出国でパスポート忘れのレスリング高谷 帰国もドタバタ

[ 2015年7月27日 05:30 ]

ポーランドから帰国した(左から)山口、高谷、高橋、鴨居、石田

 レスリングのフリースタイル男子74キロ級の高谷惣亮(26=ALSOK)が26日、ドタバタのポーランド遠征を終えて帰国した。約3時間遅れで成田空港に降り立った高谷は「無事に帰ってこられてよかった」と他のメンバーとともにやけに疲れていた。経由地のアムステルダムに向かう飛行機が悪天候で揺れに揺れ、着陸直前で急浮上した揚げ句、一度は別の空港に到着。そこで天候の回復を待って引き返しようやく日本に向かった。

 そもそもケチのつきはじめは20日の出発時にパスポートを忘れたこと。都内の自宅に取りに戻って搭乗予定の便に間に合わず、チームと別に成田から羽田発の飛行機に振り替えた。肝心の試合の方は昨年の世界選手権以来となる国際大会で準優勝。9月の世界選手権(米国)に向け、「いいものが見つけられた」という調整とは裏腹にマット外はトラブル続出だった。

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2015年7月27日のニュース